2010年7月23日金曜日

Tokyo SuperCollider #1 を終えて

しばらく間をあけてしまいましたが、
TKSC#1の開催後記をまとめておきたいと思います。

Tokyo SuperCollider#1は、7/10(土)の13時から17時頃まで多摩美術大学八王子キャンパスの教室をお借りして開催されました。多摩美ハッカースペースでの開催を予定していましたが、予想よりも多く参加者が集まったので、ハッカースペース隣の教室をお借りしました。アルゴリズミック・ウォールの設置された、とても素敵な教室でした。

会場を提供して頂いた多摩美術大学教授、久保田晃弘先生、会場準備に協力して頂いた多摩美術大学副手、菅野創さん、本当にありがとうございました。


会場の写真は多摩美ハッカースペースのブログにもたくさんアップされています。


参加者は20数名で、SC初心者、経験者の割合は大体半々くらいでした。





簡単に自己紹介からはじめ、初心者と経験者でいくつかのグループをつくって着席してもらい、SC入門ワークショップを進めていきました。資料はすでにこのブログにアップしてありますが、実際にはテキストを追うのではなく、ワークショップ担当の安田と参加者で一緒にその場でコードを書いていくという方式で進めていきました。

”とにかくどんどんタイピングしながら音を出してSCに慣れてもらう”というのがねらいだったのですが、全員がスピードを合わせてタイピングしていくのはなかなか難しく、また担当の安田自体が混乱してしまったりなど、かなりテンポの悪いワークショップとなってしまったかと思います・・すみませんでした。

ですが、参加者からはありがたいコメントも頂き、今後定期的に勉強会・ワークショップを開催していく上でとても貴重な経験となりました。ありがとうございました。

会の後半には、tn8 (a.k.a Craftwife)さんに

SCとiPhoneを使ったライブシステムの解説&デモや、
SC生みの親James McCartneyさんからのビデオレターを特別上映して頂きました。

またchika suzukiさんには
龍笛の音をSCでリアルタイムにサンプリング・フィードバックするプログラムのデモを行って頂きました。

お二人とも、面白いお話し&デモをどうもありがとうございました。

会場が教室ということもあり、わりと前に出てかっちりプレゼンという形式だったので、和気あいあいと全員でいろんな話題について話すという雰囲気に出来なかったのが後半の主な反省点です。終了後の懇親会では、わりと気軽にSCや勉強会のことなどいろいろ話せる感じになったので、それは良かったなと思います。

いろいろと反省点だらけですが、とにかく第一回目を開催できたことを良しとして、定期的に開催を継続していくことで充実したSCコミュニティに成長させていきたいなと思っています。

今後ともTokyo SuperColliderをよろしくお願いします。
近日中に第二回目の開催告知をアップします。

2010年7月11日日曜日

Tokyo SuperCollider #1 - ワークショップ資料

第一回目のワークショップの資料です。
テキストファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。

//Tokyo SuperCollider #1 
//HACKERSPACE@TAMABI 100710

//--0. SuperColliderとは?

//--0.1 SuperCollider
SuperCollider 
リアルタイム音響合成のためのプログラミング言語と環境(アプリケーション)

ダウンロードはこちらから

もともとはJames McCartney個人によって開発が進められ、1996年に有償のソフトウェアとして最初のリリースが行われました。2002年からはGPLライセンスのもとオープンソースのフリーソフトウェアとして有志で開発が進められています。ちなみに、現在James McCartneyAppleでエンジニアとして働いているというのは有名な話です。

*おまけ:SC1.0の写真がここで見れます。

・最新のバージョン
最新の安定版は3.3.1ですが、すでに3.4rc(release candidate:リリース候補)が公式発表されていて、まもなく3.4にアップデートされると思われます。3.3.13.4rcでは若干違う部分がありますが、以下のコードは両方で問題なく動作します。
3.4rcのダウンロードはこちらから

2010年7月10日土曜日

補足:Tokyo SuperCollider #1 開催にあたって

こんばんは。
Tokyo SuperCollider #1 いよいよ明日開催となりました。

前日夜のお知らせとなり、大変申し訳ありませんが
開催にあたって一点、補足があります。

現在、参加希望者の人数が20~30名とかなり大人数となっています。
とても嬉しいことなのですが、もし希望者が全員いらした場合、
会場を予定している多摩美ハッカースペースでは入りきらないかもしれません。

その場合、ハッカースペース隣の教室に移動ということになります。
途中からいらした方も分かりやすいように張り紙などしておく予定ですが
もし場所がわからないという時は以下の番号へお電話ください。
よろしくおねがいします。

2010年7月1日木曜日

Tokyo SuperCollider #1 - 7/10開催決定

こんばんは。Doodle投票の結果
記念すべきTokyo SuperCollider第一回目の開催日は7月10日に決定しました!

投票は終了しましたが、参加者は開催日まで受け付けてますので
参加ご希望の方はDoodleにご記入頂くか、
tokyosupercollider@gmail.com
http://twitter.com/tksupercollider
のどちらかにお気軽にご連絡ください。
当日飛び入り参加もだいじょぶです。
*7/4追記:ATNDも立てましたので、よければご活用ください。
http://atnd.org/events/6179

以下、イベント詳細です。

日時:2010/07/10(土)13:00 - 17:00
会場:多摩美ハッカースペース(http://dp.idd.tamabi.ac.jp/hackerspace/
参加費:無料
*ノートPCをご持参ください。
*7/4追記:イヤフォンまたはヘッドフォンもお持ちください(全員がスピーカーから音を出したらカオスなことになるので)


内容は初心者から玄人まで幅広く楽しめるように
以下のような構成を予定してます。

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・13:00 - 14:30(ビギナータイム)
SuperCollider入門ワークショップ
SCの仕組み、初期設定、(余裕があればソースコードからのビルド方法も)
SynthDef(音源)の書き方、Pattern、Routine、Taskなどを使ったシーケンスの書き方、etc...

・14:30 - 15:00(質問&休憩タイム)

・15:00 - 16:30(アドバンスドタイム)
参加者が特定のSCネタを持ち寄りプレゼン
普段自分はSCをこんなふうに使っている、実はこんなことできるよ!などなどなど。
開催まで10日しかありませんが、ネタ、大募集します。
こんなネタあるよ!という方は、上記gmail/twitterのどちらか宛にじゃんじゃんお知らせください。

・16:30 - 17:00(フリータイム)
さっきのあのネタもうちょっと!あれってどうなってんの?などなど。
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なんだかかちっと書きましたが、完全にこの枠通りに進めるというのではなく
柔軟にゆるく楽しい会にしたいと思ってます。15:00から途中参加などなど大歓迎です。
また終了後に時間のある人同士で食事、懇親会などできたらよいなと思ってます。
こちらはとくに希望、お店の予約など取らず、その場の流れで。


それでは10日後にたくさんのSCユーザーに会えるのを楽しみにしています。


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*ビギナータイムのワークショップは
TS発起人、安田到が担当させて頂く予定です。